掲載日 : [2007-02-21] 照会数 : 5070
定着支援金を削減 脱北者1万人時代に…統一部方針
就職奨励金は増額
韓国政府は、北韓を脱出し韓国入りした脱北者が16日現在で1万人を突破したのを契機に、定着支援のための基本金を現行の1000万ウォンから600万ウォンへ削減する一方、就職後1年以上勤務した場合の就職奨励金を3年間900万ウォンから1500万ウォンに増やす方針だ。
定着支援金の新制度は今年1月1日以後韓国入りした脱北者を対象にし、就職奨励金の新制度は05年1月1日以後韓国入りした脱北者に遡って適用される。
また、脱北者の就職カウンセリングを専門に行う「自立支援総合センター」が来年から設置される。
統一部では「脱北者1万人の時代を迎え、これまでの保護型の脱北者支援政策を自立型に転換する」と説明した。
(2007.2.21 民団新聞)