掲載日 : [2007-03-28] 照会数 : 8336
「光学級」卒業式岡崎市内2校で 民団と市教委が協力
[ 岡崎市立大樹寺小学校での卒業式 ]
【愛知】民族学級として40年以上も前に岡崎市立の大樹寺小学校(江村力校長)と井田小学校(板倉常治校長)に開設され、現在は日本人の子どもも一緒に学ぶ総合学習の時間として定着している「光学級」で6年生の卒業式が行われた。
8日の岡崎市立大樹寺小学校卒業式では来賓として民団岡崎支部の朴茂安支団長、岐阜韓国教育院の鄭鎮浩院長らも駆けつけた。
卒業生は「(光学級で言語を習い)韓国に行った時にハングルが読めたことが嬉しかった」「ハングルは発音が違ってしまうと、言葉の意味が全く違ってしまうので難しかった」と、答辞でそれぞれ光学級での思い出を振り返った。
「光学級」は民団岡崎支部と岡崎市教委の協力関係のもと、65年に開設された。毎週土曜日の放課後、主に4年生以上の子どもたちがウリマルやウリノレ、サムルノリなどを学んできた。その後同胞児童の減少に伴い、02年4月から正規授業である総合学習の一環として認定された。
(2007.3.28 民団新聞)