掲載日 : [2007-03-28] 照会数 : 7850
大阪の在日企業家 母校の白頭学院に実験用器材を寄贈
[ 右から3人目が朴正準さん ]
【大阪】白頭学院建国中学校卒業生の朴正準さん(三進金属工業代表取締役会長)が24日、生徒たちの理科教育の充実に役立つようにと、化学室用の備品一式を母校実験室に寄贈した。
実験室は真新しい実験台7台とイス48脚、最新の実験器材が入り、生まれ変わったかのよう。28年間が経過して老朽化した設備を補修しながら使ってきたという学校側は「本校から将来の化学者が期待されるほどりっぱな設備だ。有意義に活用させていただく」(金基周理事長)と述べた。朴会長は「昨年暮れに実験室を見てから、子どもたちが勉強しやすい環境で化学に対する認識を高められるよう、何か役にたちたいと思った」と語った。費用は500万円ほどとのこと。
(2007.3.28 民団新聞)