掲載日 : [2007-03-28] 照会数 : 5847
旧青山トンネル工事犠牲者慰霊 三重で民団、日韓協
【三重】1920年代後半、三重県伊勢市伊勢路の青山高原下を通る近鉄・旧青山トンネル開設工事中に不慮の事故で犠牲となった韓国人と日本人の作業員16人を偲ぶ第4回慰霊祭が21日、殉職者供養塔前で行われた。民団三重県本部(殷鍾秀団長)と県日韓親善協会(加藤純一会長)から関係者50人が出席し、供養塔に手を合わせた。
韓国人犠牲の事実は02年、青山町立青山中学校の生徒たちが地元の歴史を掘り起こす中で突きとめた。これをきっかけに民団三重と県日韓協の両団体が04年から慰霊祭を行っている。
(2007.3.28 民団新聞)