掲載日 : [2007-03-28] 照会数 : 6344
首相官邸に向かってデモする柳議員
「慰安婦」問題に誠実に向き合え 韓国国会議員「声明書」
韓国の柳基洪国会議員(ウリ党)は16日、旧日本軍の「慰安婦」問題に誠実に向き合うよう求める安倍晋三首相に宛てた「声明書」を外務省に提出した。
安倍首相は「慰安婦」について「狭義」と「広義」の言葉を使い分け、強制連行の証拠はないと軍の関与を疑問視し「商行為」と述べるなど、「慰安婦」の存在そのものも否定したこともある。この日、参議院議員会館で会見した柳議員は「韓国人の自尊心を傷つけた」と安倍首相の「言葉遊び」にあらためて憂慮の念を表明し、被害者への心からの謝罪と歴史教育の見直しを求めた。
この声明書は、韓国の国会議員110人が所属し、柳議員自ら代表幹事を務める「正しい歴史教育のための議員の会」の総意としている。
(2007.3.28 民団新聞)