掲載日 : [2003-01-29] 照会数 : 4934
同胞大学生の母国春季学校募集開始(03.1.29)
全国の仲間と9泊10日間、歴史や文化学ぶ
韓国教育人的資源部が主催する日本の大学・大学院に通う同胞学生に祖国の姿を感じてもらう母国春季学校の参加者募集が始まった。
母国春季学校は、9泊10日間の日程で母国を訪問、韓国の文化や歴史など民族的な素養を学ぶことができるプログラム。すでに数千人の同胞が同制度によって母国を訪問している。
今年の春季学校は、3月5日から14日までの期間で行われる。ソウルにある国際教育振興院を中心に歴史や文化に関する授業が行われ、同時に史跡見学なども行われる。
在日同胞の課題や国籍が持つ意味など在日同胞講師による特別講演も行われる。
また、10日間にもわたる共同生活で、入校生同士の交流も深まり、同世代の友人づくりに大きな役割を果たしてきた。
参加費は地域によって異なるが、民団が4万円を負担しているため、福岡出発の5万7015円から9万260円と低価格となっている。募集は先着順100人。参加希望者は、所属の民団支部に申し込む。
(2003.01.29 民団新聞)