掲載日 : [2007-04-04] 照会数 : 6085
少人数 和気あいあい 日韓協中央会「韓国語会話研修」
11日から’07年度開講へ
日韓親善協会中央会の主催する韓国語会話研修はちょっとユニークだ。永田町という地の利もあって現職の国会議員秘書も参加している。授業は20人を定員とする少人数制で1回完結型。しかも、韓国人に会ってすぐ使える実践的な会話表現に力を入れている。
提案者の越智通雄理事長は、「韓国の国会議員秘書は日本語が達者なのに、日本の国会議員秘書は韓国語がなかなかできないから外交がうまくいかない」と話す。講師のワン・スヨン(王秀英、詩人)さんはそうした越智理事長の意をくんで歌や遊びの要素を多く取り入れてきた。これは「興味がないと続かないし、楽しくないと進歩がない」からだ。授業中は教える側と教わる側の別はなく、全員友人のようなアットホームな雰囲気。生徒から「先生、言葉って面白いですね」という感想も聞こえた。
06年度講座は3月14日に終了した。引き続き4月11日からの07年度研修も担当することになったワンさんは「言葉は流ちょうにならなくても、言葉を通じて韓国の心が伝わるようになることを信じています」と話している。問い合わせは℡03・3503・6838 日韓親善協会中央会。
(2007.4.4 民団新聞)