掲載日 : [2007-05-30] 照会数 : 7074
<民団島根>「新鮮!」ハングル書道体験 異文化講座
[ 指導にあたる朴喜子さん(民団島根本部で)
]
【島根】島根県民を主な対象としたハングル書道体験講座が19、20の両日、安来市と松江市で相次いで開かれた。これは民団島根県本部(李燮潤団長)の07年度事業「ちょっと覗いてみよう韓国の文化と歴史」の一環行事。ハングル書道については県日韓親善協会の設立40周年記念事業も兼ねての開催だった。講師は元金剛学園教頭の朴喜子さんが務めた。
松江会場となった民団本部会館では20日、定員いっぱいの20人が参加。朴さんの指導のもと、ハングルで「愛する家族」と書き上げた。参加者は「文字の縦線をそろえるのが新鮮だった」と話していた。
民団島根の「ちょっと覗いてみよう韓国の文化と歴史」は、「歴史を学んでみようシリーズ」を皮切りに4月からスタートした。第1弾は同本部の朴煕澤顧問が「韓国人の目で見た戦前の韓国」(全4回構成)を担当している。最終日の6月9日には「在日韓国人社会の形成」と題して語る。
民団島根は「地域に開かれた民団」をめざして4年前から多様なテーマで日本人と外国籍住民が共に暮らせる事業を展開している。丘英仁事務局長は「この間、民団の認知度も高くなり、行政からも一定の評価を得ることができた」と話している。
(2007.5.30 民団新聞)