掲載日 : [2007-06-27] 照会数 : 6740
選択外国語の比重アップを 民団大阪など市立大に要望
【大阪】08年度からの2次試験の外国語教科受験にあたって一部、「韓国・朝鮮語」の選択を認めた大阪市立大学に対し在阪の民団と総連系各団体が19日、入試の出題・採点面でさらなる充実を求める合同要望書を提出した。
要望事項は①2次試験の外国語教科の選択回答部分を2分の1以上に②学内における韓国・朝鮮語の授業時数、専任指導教官数の充実の2点。
大阪市立大学は今年の1月、08年度から第2次試験の外国語科目の部分選択科目に「韓国・朝鮮語」を採用すると発表していた。発表によれば学部一般選抜受験にあたっては英語が必修で、医学部医学科以外の受験生については試験問題の一部について英語、韓国・朝鮮語、ドイツ語、フランス語、中国語の中から選択するとしていた。ただし、選択解答部分の割合など詳細は明らかにしていなかった。
要望事項について大学側は、「入試の出題・採点の基本方針に関わることであり、他の言語との関連も見極める必要がある」と依然検討中との姿勢を示した。
(2007.6.27 民団新聞)