掲載日 : [2007-07-04] 照会数 : 6287
大阪府立大は導入に消極的…2次試験「韓国・朝鮮語」
民団と総連が合同で要望書
【大阪】民団大阪府本部は総連大阪府本部の関係者などとともに6月25日、大阪府立大学を訪れ、第2次試験外国語科目に「韓国・朝鮮語」を採用するよう合同で要望した。
大阪市立大学では08年度から英語を必須にしながらも、部分選択科目として「韓国・朝鮮語」を導入すると発表している。要望書を読み上げた民団大阪府本部の梁信浩副団長は「同じ公立大学でありながら、市立が採用し、府立は採用できないのはなぜか」と迫った。
これに対し、府立大学入試室の二ノ丸課長補佐は「医学部ばかりかいまや学術研究発表の場でも英語は欠かせない言語となっている。韓国語は大学に入ってから勉強してもらいたい」と述べた。
府立大学によれば、08年度の外国語入試科目は英語で決まっている。09年度については13日に第2回入試検討委員会で話し合う。
(2007.7.4 民団新聞)