掲載日 : [2007-07-04] 照会数 : 7178
修学旅行「来年も韓国」 両国中学校が帰国報告会
[ 全校生徒を前に感想文を発表する3年生
]
全校生対象に
5月に東日本の公立中学としては初の韓国修学旅行を成功裡に終えた墨田区立両国中学校(森本芳男校長)が6月29日、「報告会」を行った。
同校の修学旅行報告会はこれまで該当の3年生生徒とその保護者に限ってきたが、今回は全校生徒と希望する保護者すべてに広げた。事前学習に協力した婦人会墨田支部の役員も招待された。
森本校長は、「羽田に帰り着いたときはやってよかったと涙が出た。たくさんのハードルを乗り越えて、世界に一歩踏み出した生徒たちの姿をたくさんの人たちに見てほしかった」と開催の動機を語った。
韓国修学旅行は5月22から24日にかけて2泊3日の日程で行われた。ソウルでは梨花女子大学附属中学校とスポーツと文化分野の12コースに分かれて交流した。帰国後の感想文である生徒は「なんで私は韓国語がしゃべれないんだろうと思ってしまうほど充実していました。外国人に対する思いも変わってきました」と記した。
学年主任の山嵜雅幸先生は「今回の修学旅行は生徒たちにキムチに負けないくらいのたくさんの刺激を与えたのではないでしょうか」と語った。同校は来年も継続する。
(2007.7.4 民団新聞)