掲載日 : [2007-07-25] 照会数 : 6279
運動で介護要らず 民団西成デイハウス「サランバン」
[ ボールを使っての運動 ]
【大阪】民団大阪・西成支部(金重煥支団長)が同支部会館に開設したふれあいデイハウス「サランバン」では、お年寄りたちの運動機能向上を図ろうと、今年から体操指導をメニューに取り入れている。これは介護予防・日常生活支援の一環。
まず、16ビートの軽快な音楽に合わせて柔軟体操。続いて大きなボールの上に座って腰をひねったり、まわしたり。さらに、ボールを投げたり、転がしたりとかなりの運動量だ。参加のお年寄りたちは「楽しく、体の調子がいい」「汗をかくことは新陳代謝にもなる」と笑顔で語った。
指導にあたる地元西成の柔道整復士、古謝登志郎さんによれば、「動くものやボールを使うことは動体視力を鍛えることにもつながる」という。同支部関係者は「誰でも気軽に参加してほしい」と話している。「サランバン」は毎週金曜日午後1時半〜3時まで。参加無料。見学随時。問い合わせは同支部サランバンまで(℡06・6651・4777)。
(2007.7.25 民団新聞)