掲載日 : [2007-09-12] 照会数 : 4950
<馬関まつり>民団山口が初参加 朝鮮通信使400周年で
【山口】下関市3大まつりの一つ、「しものせき馬関まつり」で朝鮮通信使行列が再現された。朝鮮通信使行列は04年から下関市と姉妹都市の関係を結ぶ釜山市の協力を得て再現してきたが、今年は400周年という節目の年にあたることから民団山口県本部(李相福団長)も積極的に支援の輪に加わり、行列に参加した。
行列は総勢350人で構成、朝鮮王朝当時の衣装に身を包み、通信使の上陸した阿弥陀寺公園からメーン会場の海峡ゆめ広場まで約3㌔を練り歩いた。海峡ゆめ広場では正使役を務めた釜山市の鄭海文国際諮問大使が、長州藩主に扮した江島下関市長との間で両市長名義の信書を交換した。また、通信使一行に供されたとされる饗応料理も再現された。
朝鮮通信使行列が再現された8月25日は19万人(同実行委発表)で賑わった。
(2007.9.12 民団新聞)