掲載日 : [2007-10-11] 照会数 : 5226
<婦人会東京>伝統とアイデア競演 「国際文化作品展」
[ 作品のできばえに感心する婦人会役員ら ]
婦人会東京本部(金貞子会長)の「国際文化作品展示会」が4・5の両日、韓国中央会館大ホールで開かれた。今年は神奈川、埼玉からも「友情出品」があったため、展示品はトータルで約590点を数えた。
渋谷支部は伝統的な韓紙を素材にした工芸品を今年のテーマとした。ニスを塗ったチャサン(茶机)や宝石箱、小物入れなどは、感性豊かな色が作品を際だたせていた。
身近な材料を素材にしたアイデアあふれる手工芸作品にも力作が目立った。小指の先ほどの細かい千羽鶴がぎっしり詰まったかのように見える作品は、遠くから見ると、夕日を浴びて海の上をゆうゆう飛ぶ鶴がくっきりと浮かび上がった。
金箔を使って描いた千字文作品を見ていた西東京本部の金金子会長は「刺激になった。西東京でもやってみたい」と語っていた。
(2007.10.10 民団新聞)