掲載日 : [2007-10-11] 照会数 : 5518
文化活動で市民理解 民団栃木マダン
[ 「屋台横町」でキムチの漬け方を実演する婦人会の崔二順さん(正面左) ]
キムチ講習も
10月マダンが民団の創団祝いも兼ねて各地で始まった。
栃木県本部(林宏団長)は「日光けっこうフェステイバル」(同実行委員会主催)に協賛して今年で5年目。婦人会、商工会、青商とともにまつりを盛り上げた。韓国からは房承煥民俗芸術団を招請。団員70人余りが参加した。
芸術団が特設ステージでプンムルを披露すると、市民約200人以上が遠巻きに見守った。演技が終わると、「こりゃすごい」と大きな拍手を送った。「屋台横町」では婦人会栃木県本部(崔龍珠会長)がチヂミと鉄板焼肉、キムチなどの総菜類を販売するかたわら、キムチの漬け方実演も行った。
民団栃木が同フェステイバルに参加したのは、日光市側の要請で02年、朝鮮通信使行列を再現したのが初めて。好評だったため市の要請で毎年、協賛を続けている。林団長は「文化活動を一緒にやることで共感が生まれ、それが共生へとつながっている」と話している。夜には民団栃木本部が提供した朝鮮通信使をテーマとした花火も打ち上げた。
(2007.10.10 民団新聞)