掲載日 : [2007-11-08] 照会数 : 5187
韓半島との接点探る 民団堺支部「歴史講座」
市から助成金
【大阪】「堺と韓(朝鮮)半島とのかかわりの深い交流」をテーマとした歴史講座が10月27日、堺市内のじばしん南大阪で始まった。主催は民団大阪・堺支部(呉時宗支団長)。
この歴史講座は同支部の「韓国語講座」や「韓国伝統文化楽器講座」などとともに市からその公益性を高く評価され、「堺の魅力づくり」市民自主事業としての認定を受けた。補助金は1年更新で初年度は65万5000円。
歴史講座は来年2月までの4回開催。まず2回にわたって堺市と朝鮮通信使との関わりを掘り起こし、次に王仁博士、行基といずれも堺市に大きな足跡を記した韓半島ゆかりの渡来人にスポットをあてる。第1回は京都造形芸術大学客員教授の仲尾宏さんが「朝鮮通信使と400年とは」と題して講演した。定員を上回る62人が参加した。
第2回は12月8日午後2時から。
(2007.11.7 民団新聞)