掲載日 : [2007-12-21] 照会数 : 6832
高校生のための弁論大会 民団大阪と教育院共催
[ ミュージカルを演じる住吉高校の生徒たち ]
漫談、歌、詩、朗読、落語…韓国語ならすべてOK
ユーモア高く評価
【大阪】「習って間もない韓国語を思いきり楽しんじゃおう」とばかり、高校生だけを対象とした型破りの弁論大会が16日、大阪市北区の大阪韓国人会館で開かれた。ジャンルは弁論にとどまらず漫談、歌、詩、朗読、落語など、なんでもあり。大阪府と兵庫県合わせて14校から52人の高校生が出場した。会場には応援の生徒・教師ら約100人が駆けつけた。
大阪府内で韓国語を授業に取り入れている公立高校は現在49校で、1500人余りが学ぶ。兵庫県内でも20校余りが韓国語の授業を取り入れている。これら高校生たちの韓国語の学習意欲を高めようと、民団大阪府本部と大阪韓国綜合教育院が共催した。
審査ではいかに楽しく、独創的にアピールできたかが重点。韓国語の正確さは二の次とあって高校生たちは人形劇やミュージカル、詩の朗読に寸劇と、アイデアとユーモアたっぷりに表現した。審査結果が発表されるまでの間は、応援で駆けつけた生徒たちが韓国語カラオケに興じていた。
入賞者には電子辞書や図書券などが贈られた。
(2007.12.20 民団新聞)