掲載日 : [2007-12-21] 照会数 : 9694
友だちとご満悦 オリニクリスマス各地で
[ 伝言に耳をすませて(埼玉) ]
[ 〞扇〟が完成し得意げなオリニたち(兵庫・宝塚) ]
各地韓国会館は早くもクリスマス・ムードに包まれている。オリニたちにかけがえのない思い出をプレゼントしようと地域の民団と婦人会、青年会が一緒になって趣向を凝らしたパーティーを開いているからだ。クリスマス会はいまや夏のキャンプと並び、オリニ事業の大きな柱といえるまでに成長している。
民団埼玉県本部(鄭平普団長)は8日、同本部会館でクリスマスパーティーを開いた。
「伝言ゲーム」はオリニが1列になって前から後ろの友だちに韓国語の単語や文章を次々に耳打ちし、各組でどれだけ正確に伝えられたかを競い合うゲーム。「オモニ」「アボジ」といった簡単な単語はともかく、文章になると最後はまったく異なった内容となり、会場が笑いで包まれた。
クリスマス会を主管した青年会員たちは全員サンタに扮し、30人近いオリニたちの世話に汗だくになっていた。
婦人会岩手県本部(姜鶴子会長)が1日、岩手韓国人会館で開いたクリスマス会には、民団本部から金盛義団長も孫の手を引いて参加した。子どもたち22人がキャンドルを片手に入場すると、会場から温かい拍手で迎えられた。
子どもたちはゲームを楽しみ、のど自慢大会にも興じた。なかでも金登子ちゃん(小2)は、音楽に合わせて日ごろ習った韓国舞踊を披露し、婦人会員をびっくりさていた。
民団兵庫・宝塚支部(宋炳國支団長)は16日、オリニたちが韓国舞踊「ポドルフェ(柳会)」のメンバーたちとともに楽しいひとときをすごした。
オリニたちはメンバーの指導のもと、扇の舞を踊ったり、チャングを叩いたりと大はしゃぎ。コミカルな3年峠の劇には付き添いの父母も夢中になっていた。
最後はサンタからプレゼントを受け取り、一緒に記念撮影もしてもらい、そろってご満悦の表情だった。
(2007.12.20 民団新聞)