掲載日 : [2007-12-21] 照会数 : 5589
歳末愛の手 各地民団で
[ 柳明桓駐日大使(右から2人目)も足を運んだ東京本部の合同慰問 ]
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合同慰問に大使も 東京本部と大使館
民団東京本部(李時香団長)は5日、駐日大使館と合同で新宿と杉並の両支部会館を慰問し、管内の高齢者団員各5人を激励した。
両支部のうち新宿(章煥支団長)には柳明桓大使自ら足を運び、「忙しいのにわざわざ来てくれた。ありがたい」と参加者を感激させていた。 最高齢者は92歳の金徳福さんだった。趙禎祚さん(80)はこの日のために韓服で盛装して柳大使ら一行を出迎え、懇談した。大使館から電気毛布、東京本部からはラジカセが贈られた。
合同慰問はこのあと、杉並支部(金勇光支団長)でも行われた。
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大阪府婦人会は愛神愛隣舎へ
婦人会大阪府本部(金濱子会長)は10日、神戸市灘区にある児童養護施設、愛神愛隣舎(金培錫理事長)にトック40㌔と、ゴマ油などを販売した売り上げ金の一部11万6000円を贈った。昨年に引き続き2回目。
金会長は「継続することが大事。子どもたちの喜ぶ顔がうれしい。ぜひ役立ててほしい」と話していた。
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兵庫は慰労金を伝達
民団兵庫県本部(白永煕団長)は18日、兵庫県内のお年寄り14人に金3万円を慰労金として手渡した。
在日のお年寄りに役立ててほしい、と昨年に続き匿名で本部に100万円の寄付があり、その中から慰労金に充てた。白団長が孫得ハラボジ(88、宝塚市)に「元気ですか、長生きして下さい」と話しかけると、「カムサハムニダ」と喜んでいた。
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山形婦人会は施設へ
婦人会山形県本部(鳳林会長)は11月28日、山形市内の社会福祉法人愛泉会向陽園を訪ね、新米180㌔を贈った。同婦人会は毎年、10月マダン芋煮会会場でキムチなどの韓国総菜類を販売し、その収益金を地域社会に還元している。
(2007.12.20 民団新聞)