掲載日 : [2008-07-30] 照会数 : 9732
全身で学び、遊ぶ オリニ林間学校各地で
[ タンソに挑戦するオリニたち(宮城) ]
[ すいか割りを楽しむ(滋賀) ]
夏休みに入ってオリニ林間学校が各地で始まった。子どもたちは多くの仲間たちに囲まれ、忘れられない思い出づくりに一生懸命だ。
民団青森本部(林成鎬団長)は函館の大沼にある温泉施設で25日まで2日間にわたって開催。オリニ18人が参加した。
ウリマルを学ぶ習得型学習と韓国伝統の遊びに親しむ体験型学習、視聴覚学習と盛りだくさんのプログラム。子どもたちはなかでも韓国伝統の遊び「コンギノリ」がお気に入り。体験学習が終わっても、覚えたばっかりのコンギノリに夢中になっていた。
民団宮城本部(李根団長)は21日までの3日間、松島自然の家でオリニ林間学校を開催した。近隣の岩手、秋田、福島からも合流し、総勢43人になった。オリニたちは「今年初めての海だよ」とうれしそうだった。
初日は各班ごとにいかだを組み立て、海に繰り出した。オールを使って漕ぐ姿は笑顔であふれていた。食事時には野外炊事場で火を起こし、カレー作りに挑戦した。中には包丁を持つのは初めてというオリニもいた。朝の授業では韓国の楽器タンソに触れた。
青年会東京本部(朴裕植会長)は山梨県山中湖村でキャンプを張った。オリニ120人が27日まで3日間、交流と親睦を深め、韓国の文化に親しんだ。
民団滋賀本部(具滋源団長)は28日まで1泊2日の日程を組み、オリニ18人を滋賀県高島市の朽木思い出の森に招いた。バンガローでは全員でスイカ割りを楽しんだ。2日目には民族文化などについて学習した。
(2008.7.30 民団新聞)