掲載日 : [2008-08-15] 照会数 : 5752
北核の完全廃棄訴え 広島本部が被爆者慰霊祭
【広島】民団広島県本部(権五源団長)による39回目の韓国人原爆犠牲者慰霊祭が5日、広島市中区の平和記念公園内の慰霊碑前で行われた。碑を本川橋西詰めから移設して10回目を迎えた。
権団長はこの1年間で新たに亡くなった5人の名前を加えた死没者名簿を碑に奉納し、恒久平和実現に向けた誓いを新たにした。死没者は合わせて2633人になった。民団中央本部の鄭進団長は追悼辞で、「同胞の痛ましい犠牲に報いるためにも、北韓が速やかに核の完全廃棄を実行するよう強く望む」と訴えた。
最後に、チマ・チョゴリで正装した婦人会広島県本部のメンバーによる慰霊歌が平和公園に広がった。
(2008.8.15 民団新聞)