掲載日 : [2008-08-15] 照会数 : 6795
<建国60年アラカルト>女性就業者の比率が大幅に増加
建国直後に6・25戦争の惨禍を体験した韓国は、第1次産業(農林水産業)の従事者が就業人口の85%を占める典型的な「開発途上国」だった。それから60年後、同従事者は7.9%にまで低下。一方で第3次産業(小売業・サービス業など)の比率は8.1%から73.5%にまで急増した。成均館大のユ・ホンジュン教授は「建国後の産業および就業構造の変化」と題した発表で、「朴正煕政権の登場により、急速な産業構造の変化がもたらされ、約半世紀という短期間に、就業構造が先進国と類似したものになった。特に注目すべき点は、全体就業者に占める女性の割合が、1965年の21.9%から2005年の40.9%にまで向上、女性の経済活動への参加が活発になったことだ」と指摘した。
(2008.8.15 民団新聞)