掲載日 : [2008-09-17] 照会数 : 8261
<京都版>民主党議員らに陳情 地方参政権早期立法化へ
金有作団長は8月20日、京都市内のホテルで民主党の北神圭朗衆議院議員と懇談し、民団の地方参政権獲得運動についての理解を求めた。
北神議員は永住外国人への地方参政権付与についてこれまで慎重な立場を表明してきた。これについて、北神議員は「日本国家の安全保障面から様々な問題点をおさえておかなければならない」と持論を述べた。
しかし、最後に「民団との話し合いはたいへん有効であったと思う。みなさんの考えはよく理解できたので、それをきちんと受け止めて行動したい。自分としては無条件に反対論を述べるつもりは毛頭もっていないので、誤解のないようにお願いしたい」とも明らかにした。
民団京都府本部は東京で2月に開かれた「緊急全国地方団長及び中央傘下団体長会議」に出席。終了後、鄭進中央団長とともに京都出身の自民党の伊吹文明幹事長、谷垣禎一政調会長、民主党の福山哲郎参議院議員、泉健太衆議院議員らを訪ね、地方自治体選挙権付与法案の早期実現を訴えている。
(2008.9.17 民団新聞)