掲載日 : [2008-11-27] 照会数 : 8857
<青年会特集>各地で再結集の鼓動
[ 福島県地方本部の再建準備委員会結成式に参加した人たち=9月17日 ] [ 琵琶湖・ミシガンクルーズに参加した滋賀県内の青年たち ]
青年会は現在、全国14地方本部で活動を展開しています。青年が集い、学び、活動する場を、さらに多くの地方でつくり上げるために、各地で青年会再結成の動きが活発化しています。
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福島 ネットワーク拡大へ
来春に再建大会
福島県は、全国的にも在日同胞青年が多い地方とはいえず、また県外での就学・就職のため地元を離れる青年が多く、青年会の再結成に向けて厳しい状況と言える地方です。
しかし、昨年度から福島県在住の同胞青年有志たちが中心となって、青年会再建に向けた活動が始まり、9月17日に民団福島県本部において、再建準備委員会が結成されました。
福島県では今年、毎週の定例会を中心に県内同胞青年の結束を固める一方で、青年会宮城県本部と合同で母国研修を開催するなど、県内在住の同胞青年ネットワークの拡大に向けた活動が行われています。
また、オリニキャンプをはじめ民団事業にも積極的に参与するなど、青年会再建を支援する民団福島県本部とも緊密に連携を取りながら、活動の幅を広げつつあります。
来年3月には青年会再建大会を開催し、地元の青年が気軽に集い、学べる場として活性化させる方針です。
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滋賀 各行事で存在感
2005年から休会状態にあった滋賀県本部では、今年度より青年会再建を目指した活動が精力的に行われています。
6月29日には民団滋賀県本部のバックアップのもと、「青年の集い〜琵琶湖・ミシガンクルーズ」を開催しました。16人の滋賀在住青年が集まり、仲間意識を培う有意義な時間を共にすることができました。
この行事の参加者を中心に定期的な集まりを持ち、民団行事にも積極的に参加し、存在感を示してきたほか、より多くの在日同胞青年に参加を呼びかけ、クリスマスパーティーを12月21日(日)に開催します。
当日は、参加者同士の交流を深める様々なゲームはもちろん、プレゼントなどが準備されています。この事業をきっかけに、早期に青年会の再建ができるよう、多方面からのご支援、ご協力をお願いします。
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和歌山 定例会を軸に
和歌山県ではここ数年、青年が集まり、近隣の行事や全国行事への参加を続けてきました。今年度から県内在住青年が集まりやすい環境をつくろうと、和歌山青年会再結成を視野に入れた活動を展開しています。
12月14日(日)に開催される青年会大阪府本部主催のクリスマスパーティーに、多くの和歌山在住同胞が参加するよう、積極的なアプローチを行っています。今後、月1回の定例会の開催を中心に、和歌山独自の事業を行い、青年会再結成を実現していく方針です。
(2008.11.26 民団新聞)