掲載日 : [2009-01-28] 照会数 : 6701
<婦人会中央>創立60周年事業スタート
90歳以上宅を順次訪問
全国45本部対象
婦人会中央本部(余玉善会長)は、婦人会組織の第一線を退いた全国45都道府県本部の功労者に感謝の思いを伝える取り組みを始めた。11月に予定している同本部創立60周年式典開催を前に、記念事業の一つとして打ち出した。
対象は90歳以上で、各都道府県単位でおおむね一人としている。記念事業は17日の滋賀県からスタートし、現在は関東地区の対象者を訪ねている。
23日には余会長ら中央役員が、婦人会中央本部の初代会長を務め、創立当時からの功労者でもある呉基文顧問(98)宅(調布市内)を訪ねた。婦人会西東京本部から金金子会長らが同席した。
余会長は、呉顧問に感謝の言葉とともに記念品の膝掛けと金一封、お土産のトックを手渡した。呉顧問は旧正月を前にしての思いがけない「お年玉」に大喜び。
余会長は「愛と絆と和が婦人会の今年のテーマ。福祉活動には特に力を入れていきたい。呉顧問は婦人会の産みの親。こういうすばらしい先輩があったからこそ60周年を迎えることができる」とあらためて感謝の言葉を述べた。
中央本部では、2月15日までの「小正月」期間内には関東地区在住の対象者をすべて回りたいと、意欲を燃やしている。
(2009.1.28 民団新聞)