3機関長ら県庁訪問
民団中央本部は7月31日、宮城県仙台市内のホテルで、東日本大震災被災者支援事業の中間総括と被災同胞らへの義捐金伝達および後半期事業の成功的推進のために、全国地方団長・中央傘下団体長会議を開いた。
被災者を代表して挨拶した宮城県本部の李純午副団長は「全国各地民団からの支援は本当に心強かった。復興までは、まだ何年かかるかわからないが、皆さんの温かい支援と思いやりをしっかりと受け止め、がんばっていきたい」と決意を表明した。
民団愛知県本部の鄭博団長は、対策本部への義捐金とは別途に、県本部、婦人会、商工会、経友会、名古屋韓学、体育会、青年会などから寄せられた計1500万円を激甚被災地の宮城、岩手、福島の3本部に500万円ずつ伝達した。
全国地方団長会議の翌日(8月1日)には、民団中央の3機関長らが宮城、岩手、福島の3県庁を訪れ、各県知事にそれぞれ義捐金2200万円を伝達した。
宮城県庁を訪れた中央本部の鄭進団長、呉公太副団長、宮城本部の李根団長、朴忠弘韓商連会長らは、村井嘉浩知事と面談し、義捐金を手渡した。鄭団長らは宮城県名取市も訪問し、10人乗りワゴン車1台と集会用テント2張を寄贈した。
福島県庁は中央本部の黄迎満議長、韓在銀副団長と地元福島の禹日生団長らが、岩手県庁は中央本部の金昌植監察委員長、許孟道副団長と金盛義岩手団長らが、それぞれ訪れた。
8日には、中央本部の鄭団長、金昭夫副団長、李俊彦茨城県本部団長代行らが茨城県庁を訪問し、義捐金1000万円を橋本昌知事に手渡した。
(2011.8.15 民団新聞)