創団65周年記念事業「次世代育成1000名プログラム」の一環として大学・短大生を対象とした夏季母国研修(第3次)が16日から19日までソウルのオリンピックパークテルなどで行われた。
全国各地から221人(引率団長=許孟道民団中央副団長)が参加。在日同胞の歴史、韓国の近・現代史、今日の韓国、韓半島の統一ビジョンなどの講義を受けるとともに、ソウルの国立中央博物館、水原の三星電子事業所広報館、平澤の第2艦隊司令部(昨年3月に北韓によって爆沈された哨戒艦「天安」を展示)、安保展示館などの見学・訪問を通じ、母国の発展ぶりと分断の痛みを肌で感じた。
参加者は、討論・交流会、ソウル市内探訪などを通じて在日同胞社会および母国をより近い存在として感じるとともに、同世代の在日学生として相互理解、親睦を深めた。
大学・短大生に先立ち高校生を対象とした第1次研修(7月26〜29日)は158人、中学生を対象とした第2次研修(8月2〜5日)には、163人が参加した。
引き続き創団65周年記念事業として9月17日から20日まで「2011在日同胞青年母国研修・西日本」、10月8日から11日まで同「東日本」が、10月にはまた青年商工人らを対象に「在日同胞次世代リーダーワークショップ」(3〜6日)もソウルを中心に実施される。
(2011.8.31 民団新聞)