第15期民主平和統一諮問会議(議長=李明博大統領)の日本地域(副議長=鄭進民団中央本部団長)出帆会議が、23日の近畿地区協議会(李龍権会長、諮問委員149人)を皮切りに、中部地区協議会(24日。張永植会長、諮問委員65人)、東部地区協議会(25日。許孟道会長、諮問委員172人)、西部地区協議会(27日。呉政夫会長、諮問委員48人)の順で行われ、李相直民主平統事務処長から各諮問委員に李大統領名の委嘱状が伝達された。
日本地域副議長の鄭民団中央団長は、祝辞で「われわれの大きな関心事は北韓の核問題と韓半島の平和体制構築だ。南北の対話と交流を通じてすべての問題が平和的に解決されなければならない」と強調。「われわれは、近い将来に必ず祖国が分断を克服して自由・民主主義に立脚した統一国家を実現するものと確信している」とし、「このために、祖国の繁栄と統一時代を準備する雰囲気の醸成に尽力しよう」と呼びかけた。
李大統領は、映像メッセージで「統一は必ず成る。最も必要なのは統一を実質的に準備する姿勢であり、このために何よりも強い統一意志を持たなければならない」と強調、「韓半島の先進化と平和統一の新たな時代を切り拓いてほしい」と呼びかけた。
李事務処長は、開会式後の講演「わが国の先進化、統一の近道だ」で、政府の対北・統一政策について説明すると同時に、7月1日に発足した第15期民主平統の機能と役割の重要性について改めて強調した。
申?秀駐日大使は、東部地区協議会出帆会議での祝辞で「今後も、韓半島の平和と南北関係の発展、民主的で平和的な祖国統一の実現のために寄与してほしい」と期待を表明した。
(2011.8.31 民団新聞)