3年前の2月18日、江原道18市・郡から編成された「江原道民大合唱団」が江陵室内総合体育館で国際オリンピック委員会(IOC)調査評価団を前に歌い始めると、団長のリンドベリー氏は「ワンダフル!」と叫んだ。
この合唱団が18年平昌冬季五輪の開幕に合わせて再結成される。当時のオム・チャンソプ代表(関東大名誉教授)は「ソチ五輪を見ながら、世界の人々が次は平昌と叫ぶのを聞き、胸が躍った。心を一つにした江原道民の姿を世界に見せたい」と興奮する。
合唱団の人数は以前と同じく2018人。60歳以上のシニア合唱団をはじめ聖歌隊、寺院合唱団、市・郡立合唱団、多文化家庭、障害者、軍部隊など、年齢や宗教、民族を超えた大合唱団として構成される。
各地域の高校同窓会合唱大会をはじめ、地域別の合唱大会、江原道合唱大会など、18年まで毎年、大会規模を拡大しながら合唱のうねりを起こしていく計画だ。
(2014.3.12 民団新聞)