デザインプラザ21日オープン
斬新なデザインの複合施設「東大門デザインプラザ」(DDP)が21日、オープンする。地下鉄2号線「東大門歴史文化公園駅」1番出口を出れば、巨大な空飛ぶ円盤を思わせるような建物が目に飛びこむ。
女性建築家ザハ・ハディド氏が設計。ファッションショーのための施設や美術館などが入る3つの建物の外壁は、約4万5000枚の曲線のアルミパネルを使い、魚のうろこのように輝く。建物は地上4階、地下3階。
開館記念として「澗松文化展」が行われ、訓民正音解例本や申潤福の絵画など59点の国宝・宝物級文化財を展示する。澗松美術館の所蔵品が外部展示されるのは初めて。
ソウル市は「ファッション産業の発信地」をめざし、アジアを代表するランドマークとしてDDPを育てる意向だ。東大門商圏と連携し、24時間運営される。上半期に公園やカフェ、広場などを開放し、下半期には公演やファッションショー、映画祭などの深夜プログラムを運営する。
(2014.3.19 民団新聞)