【大阪】堺市立堺高等学校では7月31、8月1の両日、「ハギハッキョ(夏期学校)」が開かれ、韓半島にルーツを持つ児童57人が参加した。今年で28回目。市在日外国人教育研究会と市教委の共催。
参加者全員にペンイ(こま)がプレゼントされた。子どもたちは好みの彩色を施し、オリジナル版を完成させた。このほか、ノルティギ(板とび)、ユンノリ(すごろく)などたくさんの民俗遊びを楽しんだ。
午後からは韓服に着替え、保護者や教職員、民族講師らを前にソゴ(小鼓)やチャンゴの練習成果を発表した。当初からハギハッキョを支援している民団堺支部の呉時宗支団長は、「子どもたちの喜ぶ姿を見ることがなにより。日本の先生たちも一緒になってハギハッキョを熱心に継続してくれることに感謝している」と語った。
(2014.8.15 民団新聞)