【栃木】民団栃木本部(南四郎団長)は5日、同本部会館で「本場キムチ」の漬け方講習会を実施。地元の宇都宮市大曽自治会会員に民団韓国語教室の生徒らも加わり、46人が参加した=写真。これは自治会が回覧板で住民に参加を呼びかけた効果とみられる。
主催者を代表して南団長が、「住民の皆様との相互理解を図るため、身近な食文化を通じての交流を企画した」とあいさつ。婦人会栃木本部の李淑容会長は、「国と国の関係がぎくしゃくしていても、こんなにたくさん集まっていただいた。みなさん一人ひとりと仲良くしたい気持ち」と感激した表情で述べた。
講師は同婦人会員の崔二順さん。準備や手伝いには婦人会員24人が一緒になって協力した。
アンケートによれば、この日の参加者の半数以上が民団会館は初めてだった。また、「講習はとても役に立った」という回答も目立った。
(2014.8.15 民団新聞)