本質はどこに?この夏、読んでみよう…反ヘイトスピーチ図書 | ||
師岡康子著『ヘイト・スピーチとは何か』 | 加藤直樹著『九月、東京の路上で』 (ころから刊)。定価1800円+税。 1923年9月、ジェノサイドの街、東京を描き現代に残響する忌まわしい声に抗う‐路上から生まれた歴史ノンフィクション。 | エリック・ブライシュ著、明戸隆浩・池田和弘ら(訳)『ヘイトスピーチ』 (明石書店刊)。定価2800円+税。 豊富な事例から世界的課題を掴み、自由と規制のバランスを探る。 |
有田芳生著『ヘイトスピーチとたたかう!』(岩波書店刊)。 | 安田浩一・岩田温・古谷経衡・森鷹久著『ヘイトスピーチとネット右翼』 (オークラ出版刊)。定価1620円(税込)。 左右の立場を超え若き論客たちが挑む。 | 樋口直人著『日本型拝外主義』 (名古屋大学出版会刊)。定価4200円+税。 在特会への直接調査と海外での膨大な極右・移民研究の蓄積をふまえ、知られざる全貌を紹介。 |
のりこえねっと(編集)、宇都宮健児・佐高信・鈴木邦男・田中宏・田中優子他著 | 前田朗編『なぜ、いまヘイト・スピーチなのか』 (三一書房刊)。定価1400円+税。 ヘイトスピーチを克服する思想を鍛えるためのガイドブック。 | 木村元彦・園子温・安田浩一著『ナショナリズムの誘惑』 (ころから刊)。定価1400円+税。 村上春樹が言うところの「安酒の酔い」に飲まれているのだろうか?3人の著者が、その深層に迫る。 |
佐波優子著『女子と愛国』 | 安田浩一著『ネットと愛国』 (講談社刊)。定価1700円+税。 在特会は、何に魅せられ、怨嗟と憎悪のレイシズムに走るのか。 | 前田朗著『増補新版 ヘイト・クライム』 (三一書房刊)。定価1400円+税。 「ヘイトスピーチは言論でなく暴力と迫害」として、欧州諸国の具体的規制を紹介。憎悪犯罪を考える必読書。 |
韓国民団中央本部(編)、安田浩一・有田芳生・師岡康子・金展克著 | 野間易通著『「在日特権』の虚構」 (河出書房新社刊)。定価1600円+税。 膨大な資料と現地取材によって虚構性を暴き出す。 | 北原みのり・朴順梨著『奥さまは愛国』 (河出書房新社刊)。定価1400円+税。 フェミニストと元・在日韓国3世が、それぞれの視点で聞き、考えたルポルタージュ。 |
駒井洋(監修)、小林真生(編著)『レイシズムと外国人嫌悪』
| 渡辺雅之著『いじめ・レイシズムを乗り越える「道徳」教育』 (高文研刊)。定価1500円+税。 中学校で長く教えていた著者が、本当の「愛国心」「道徳」とは何かを問い、生徒自らいじめ・レイシズムを乗り越える実践を提示、教育のあるべき方向性を提起する。 |