韓国・江原道と鳥取県の友好提携20周年を記念した訪日団(引率団長=崔文洵江原道知事)146人を乗せたチャーター便が2日、仁川国際空港から境港市の米子鬼太郎空港に到着した。
米子空港の到着ロビーでは、着ぐるみの「ゲゲゲの鬼太郎」と「ねこ娘」や林副知事をはじめ県職員らが出迎えた。崔知事は「友好交流からちょうど20歳。一層の相互発展へ江原道の襄陽と米子の航空路線活用、企業や観光の交流を開発していきたい」と話した。
一行は経済関係者や一般観光ツアー客ら。期間中、県内の観光地を訪ね、農産物直売所のアスパル(日吉津村)や水産物直売センター(境港市)を視察したあと、5日に米子市内のホテルで行われた友好交流20周年記念式典に参加した。式典では江原道の伝統仮面劇や崔知事と平井信治鳥取県知事による対談も行われ、崔知事から平井知事に「名誉知事」のプレートが贈られた。
一方、2日に現地入りした訪韓団は雪岳山や18年冬季五輪開催地の平昌などを訪れ、江原道民と交流し5日に帰国した。
(2014.10.8 民団新聞)