掲載日 : [2015-02-18] 照会数 : 12691
呉公太団長、大差で再選…新議長に呂健二氏<中央三機関長選>
[ 呉公太団長、大差で再選
花束を手に支持者に応える ]
◆監察委員長は韓在銀氏再選
民団の第53回定期中央大会が18日午前から行われ、任期満了にともなう役員改選で、2候補による団長選挙の結果、呉公太氏(68・現団長)が李富鉄氏(前神奈川本部団長)に大差をつけて当選した。
投票時点の中央委員、代議員出席数は422人、郵便投票による選挙人は916票(代議員比例で92票)。
開票の結果、呉公太氏は中央委員・代議員で375票を獲得、選挙人の786票(79票)を合わせて454票と当選条件である過半数の257を大きく上回った。李富鉄氏は58票(中央委員・代議員45票、選挙人128=13票)だった。
◆議長、監察委員長は無投票当選
続いて行われた議長には呂健二氏(前中央副団長)、監察委員長は韓在銀氏(現職)がそれぞれ単独候補となり無投票当選した。
日本生まれで在日韓国青年会出身者としては、団長と議長の二人が民団中央本部三機関長となる。
「次世代育成」「韓日友好」「在日同胞社会大統合」などを公約に掲げ、再選を果たした呉公太団長は「この3年間は在日同胞社会にとって、大変重要な期間となる。次世代たちと私たち同胞が安心して暮らせる日本社会づくりへ、全力でヘイトスピーチ根絶をめざす」と力説した。
第53期民団中央3機関長選挙結果(2015.2.18)
◆団長選
呉公太 代議員375 選挙人786(79) 総数 454票
李富鉄 代議員45 選挙人128(13) 総数 58票
無 効 代議員2 選挙人2
民団中央選挙管理委員会確定 (選挙人は10票で代議員1票分)