社団法人・在日韓国人本国投資協会は3月24日、ソウル市内のロイヤルホテルで第40回定期総会を開いた。
在外同胞財団の圭理事長、新韓金融持株会社の韓東禹会長、民団中央本部の3機関長ら来賓をはじめ、約40人が参席した。
総会では、06年から会長を務めてきた梁龍雄氏が退任し、第5代会長に金和男・済州女中高理事長が選ばれた。また、新理事に趙炳・新韓銀行長と安光伸・大韓合成化学工業社長、田武雄・ニュー国際ホテル社長、朴相圭・大星エルテック社長が選出された。
金会長は「時代と共に変化していく母国の環境の中で新たな投資策を考えていきたい。母国発展とともに次代の育成にも力を注ぎたい」と抱負を述べた。
この間、同会では在日同胞母国修学生への奨学事業に力を入れてきた。
会員募金による奨学基金は昨年末までに2億8000万ウォンが集まり、17年までの目標額5億ウォンの半分を超えた。奨学対象は、母国の大学で学んでいる在日同胞の子弟。今年は1人当たり400万ウォンを11人に支援する。
この日、総会後に対象学生一人ひとりに金会長から奨学証書が伝達された。
(2015.4.8 民団新聞)