韓国と日本の国会議員による第8回親善サッカー大会が6月7日、ソウルで開催される。韓国の国会議員サッカー連盟会長を務めるセヌリ党の鄭柄国議員が22日、明らかにした。
同親善マッチは、2002年のワールドカップが韓日共催に決まったのを契機に、「W杯成功へ両国議員のサッカー交流を」と、1998年から韓国と日本で1、2年に1回、交互に開催されてきた。
06年の第7回以降、両国関係の悪化などにより途絶えていた。国交正常化50周年を迎え、鄭氏が大会の再開を日本のサッカー外交推進議員連盟(幹事長・逢沢一郎自民党衆院議員)に提案し、実現することになった。
鄭氏は、「両国関係が行き詰まっている時だからこそ、議員たちがサッカーを通じてふれあうことで、協力を模索する突破口にしたい」と期待を示している。
両国関係者は、関係改善につなげたい考えで、朴槿恵大統領による始球式も検討している。
これまで7回行われた試合の成績は韓国の4勝2敗1分け。逢沢氏は「久しぶりの日韓戦。精鋭チームで臨みたい」と意気込みを見せている。
(2015.4.29 民団新聞)