掲載日 : [2017-08-15] 照会数 : 13598
<韓国人元BC級戦犯たち>戦犯に問われ精神病む…故李永吉さん75年ぶり祖国へ
[ 李永吉さんの遺骨を抱き、終始伏し目がちな李鶴来さん(国平寺) ]
光復72周年を迎え、韓国・朝鮮人元BC級戦犯、李永吉さんの遺骨が75年ぶりに祖国に帰り、永遠の眠りにつく。これは遺骨を預かる国平寺(東京都小平市)の尹碧巌住職が、「日帝強制徴用犠牲者遺骨奉還委員会」と「壇君民族平和統一協議会」との間で7月4日に交わした「合意書」に基づくもの。
国平寺では第2次大戦中に韓半島から徴用され、解放後に各地で亡くなった遺骨101柱を預かっている。これから1年間かけて3回に分け、南北軍事境界線の非武装地帯(DMZ)付近に設けられる韓国側共同墓地に移される。
6日には101柱全体の追悼法要が営まれ、韓国・朝鮮人元BC級戦犯者・同進会の李鶴来会長が参列した。法要の後、第1次奉還分の33柱が関係者に抱きかかえられ空港に向かった。李さんの遺骨も早ければ第2次奉還以降、10月ごろには実現しそうだ。
李さんは1942年、韓半島から徴用され、軍属傭人としてスマトラに移送され、オランダ兵捕虜の監視にあたった。解放後、戦争裁判で懲役10年の判決が下り、ジャカルタのチビナン刑務所に服役した。約半年後、統合失調症を発症。刑務所内の仕事場から突然房に逃げ込み、両手で頭を抱えたままで一言も話さなくなったという。
50年、巣鴨プリズンに移送され、51年1月に仮釈放。そのまま千葉市の下総療養所に移され、人生の半分以上を閉鎖病棟内で40年もの間、過ごしながら91年8月に78歳で亡くなった。 Strip chat broadcasts the best
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李さんの死は「同進会」が日本政府に謝罪と補償を求めて提訴するようにとの決断を促す決定的な事件となった。6日の追悼・法要に参列した李鶴来会長は悄然とした面持ちで遺骨を抱きかかえながら、「生まれた国に帰れるだけでもほっとしています」と言葉少なに語った。
(2017.8.15 民団新聞)