掲載日 : [2005-06-22] 照会数 : 8694
愛知万博の韓国館…入場100万人突破
[ 韓国館で韓紙や陶磁器など伝統文化の数々を観覧する皇太子=6月8日 ]
「自然の叡智賞」金賞
愛知万博(愛・地球博)に出展した120カ国・69の外国館を審査した結果、韓国館が「自然の叡智(えいち)賞」の金賞を受賞した。
自然の叡智審査委員会が5月下旬に、パビリオンの内外装のデザインの良さ、展示物の質の高さ、テーマとの関連性、機能性などを規模別(4区分)に審査したもので、大規模展示館のうち韓国館を最高賞に選んだ。銀賞はスペイン館、銅賞はイギリス館。
開館から2カ月余りの6月1日には、韓国館の入場者数が100万人を突破した。100万人目となった服部修二さん(35、愛知県春日井市)は、「ニュースで韓国館が『自然の叡智賞』の金賞を受賞したと聞いたので、最初に訪れた」と語っている。
また8日には皇太子が韓国館を訪れ、陶磁器や韓紙などの伝統文化に関心を示したほか、立体アニメにはとりわけ興味を持って観覧し、称賛を惜しまなかった。
韓国館が人気を牽引し、13日の時点で総入場者数は折り返し点(6月25日)を前に750万人を突破したことから、万博協会が目標とする1500万人を超えるのは確実と予想されている。
(2005.06.22 民団新聞)