掲載日 : [2005-06-29] 照会数 : 7526
民団奈良のPC教室、定員超過の盛況
[ 初めてのパソコンに意欲満々 ]
【奈良】民団奈良県本部は同民団会館で団員を対象に無料パソコン教室を開講した。機器は団員サービスをモットーに3月の臨時大会で就任したばかりの姜日錫団長が個人で4台購入し、民団に寄贈した。
受講希望者は民団側の予想をはるかに上回る20人近くに上ったため、12日の第1回講座は急きょ午前・午後の3回に分けて行った。指導にあたったのは青年会奈良県本部の金憲治会長をはじめとする3人、民団側からは張雄朝総務部長が加わった。
参加者は婦人会のオモニたちがほとんど。男性では唯一の参加者だった金炳錫さん(78)=奈良市在住=は「パソコンは難しいものとばかり考えていたけど、自分でもできそうな気がしてきた。事業上の書類作成にパソコンの必要性を感じていたので参加してよかった」と感想を語った。
焼肉店を経営するオモニは、インターネットで自分の店を検索することができて大喜び。「ぜひパソコンの使い方を覚えます」と意欲満々。このほかにも、「娘とメールで連絡ができる」と喜ぶ参加者も見られた。
講習会は毎月第3土曜日。受講時間は2時間。内容はパソコンの基本操作、ワープロ、表計算、インターネットまで。民団奈良県本部では随時参加者を募集している。問い合わせは℡0742・234・5067。
(2005.06.29 民団新聞)