掲載日 : [2005-07-06] 照会数 : 9429
「ねぶた祭」を韓国で…9月、大学路で
[ 事前講習で笛を練習するソウル市民
]
ソウル−青森、定期便10周年祝い
両国市民、総勢600人で構成
【青森】日本の三大まつりの一つ「青森ねぶたまつり」が9月24日、ソウルで運行される。海外ではハワイや北京などでお披露目してきたが、韓国でのイベントはこれが初めて。韓日国交正常化40周年とソウル−青森間の定期航路開設10周年を祝い、青森市・青森商工会議所・社団法人青森コンベンション協会で構成するまつり実行委員会が企画した。
パレード会場は鍾路区大学路の4車線400mを使う。青森県からはねぶた囃子の関係者や跳人(はねと)など300人が韓国入りする。韓国側からも青森市と姉妹関係を結ぶ平澤市を中心に300人の参加を見込んでいる。総勢600人のパレードとなる
実行委員会では本番を前にした2日、ねぶた囃子で笛を演奏したり、跳人として踊る予定のソウル市民を対象に同市内のホテルで事前講習会を行った。これまで国際交流員として韓国に派遣されたことのあるOB50人余りが参加した。
韓国で運行する灯籠は幅9m、奥行き7m、高さ5mの大型。この上に乗る直径1m余りの3連太鼓を20人でたたく。夜間はねぶたに明かりを灯す。
(2005.07.06 民団新聞)