掲載日 : [2005-08-17] 照会数 : 8932
抗議と怒りの声続出…市民団体撤回運動へ
[ 「みんなの会」主催の報告集会 ]
[ 「杉並・親の会」 ]
杉並で「つくる会」教科書の採択に反対してきた代表的な2団体、「杉並の教育を考えるみんなの会」と「杉並・親の会」は12日、区立産業商工会館でそれぞれ報告集会を開いた。両会場には合わせて市民300人が参加した。両団体とも会場からの意見を集約した結果、「不正採択」の撤回と採択のやり直しを求めていくことで一致した。
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「みんなの会」には民団杉並支部の梁東準支団長をはじめとして団員多数が加わった。会場からは「『つくる会』は採択に異議を唱えた安本委員に脅迫まがいの『公開質問状』を送りつけ、街頭で誹謗・中傷した。傍聴に藤岡信勝氏自ら乗り込んだのは納富教育長に脅しをかけたとしか思えない。山田区長の政治的介入もいいとこだ」といった意見が相次いだ。最後に「不正採択を怒りを持って撤回させる」ことで意見の一致を見た。
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「親の会」でも会場からの意見集約の結果、①採択撤回に向けた署名のやり直し②原告を増やして新たな訴訟提起③「つくる会」支持の教育委員を任命した山田区長の責任追及④各教育委員への公開質問状提出−−などを決めた。
(2005.08.17 民団新聞)