掲載日 : [2005-09-07] 照会数 : 8367
「つくる会」、敗北を認め再挑戦宣言
「つくる会」は2日、文科省記者クラブで会見し、事実上の敗北宣言を行う一方、「4年後の09年度教科書採択に三たび挑戦する」と明らかにした。また、中学校社会科の地理、家庭科、国語などほかの教科にも進出することも検討していると述べた。
扶桑社が採算ラインを無視して「つくる会」教科書の出版を続けられるのは、扶桑社の親会社フジサンケイグループの意向もあるようだ。
教科書は利幅が薄く、採算ラインは20万冊といわれている。実は目標の10%を達成しても及ばなかった。扶桑社は02年に大幅な赤字決算を計上したばかり。
(2005.09.07 民団新聞)