掲載日 : [2005-10-26] 照会数 : 6586
10月マダン 深まる秋染める
[ チャンゴに合わせて踊る参加者(神奈川) ]
■□
市民交流2日間 民団関東地協と県
【神奈川】民団関東地協(事務局長、李時香民団東京本部団長)は神奈川県などと実行委員会を構成し22、23の両日、コリア庭園のある神奈川県立三ツ池公園で「日韓市民交流マダン」を開催した。2日間で延べ1万5000人の人出でにぎわった。
京畿道と神奈川県との友好提携15周年を記念、京畿道から孫鶴圭知事、神奈川県から松沢成文知事らが出席した。
■□
のど自慢大会も 埼玉民団祭
【埼玉】92年に10月マダンが初めて開催された高麗神社では23日、「埼玉民団祭」が開かれた。関東地協所属の各地民団本部も多数応援に駆けつけ、参加者は2000人を数えた。
神社に芸能を奉納する神楽殿では民団埼玉県本部で民族楽器を学ぶオリニでつくる「天地人」がサムルノリとソルチャングを演奏。各支部対抗のノレチャランにも大きな声援が送られた。
■□
市民と共生祭典 民団奈良
【奈良】民団奈良県本部(姜日錫団長)は23日、奈良県新公会堂で韓日国交正常化40周年記念事業「共生と友情の日」を実施した。地域社会で日本人との共存・共栄・共生を願う民団側のメッセージを広く市民に発信していこうとの試み。参加者は県と市の代表を含め600人に上った。
第1部の講演会では姜文圭さん(近畿大学名誉教授)と徐龍達さん(桃山学院大学名誉教授)がそれぞれ講演し、ゲスト出演した女優の黒田福美さんによるトークショーも行われた。桜井市立小学校の教員は「人間と人間の結びつきの大切さを語った黒田さんの話に感銘を受けた。学校に帰って子どもたちに話してやりたい」と語った。
2部のパーティーでは奈良市の藤原昭市長ら県内各市町村の首長が祝辞を述べた。
(2005.10.26 民団新聞)