掲載日 : [2005-12-21] 照会数 : 7213
羅大使が新宿区庁訪問
[ 中山弘子区長(左手前)と歓談する羅大使(右) ]
多文化共生施策支援を約束
羅鍾一大使は14日、新宿区庁舎に中山弘子区長を訪ね、多文化共生をめざす区の取り組みに感謝とねぎらいの言葉を述べた。現役の大使が現地の区役所を訪問するのは極めて異例。
席上、羅大使は「多文化共生プラザ建設に代表される外国籍区民に配慮した行政を高く評価し、感謝する」と述べた。中山区長は「地域社会の住民一人ひとりの顔が見える環境をつくりたい。国家レベルでは難しいかもしれないが、区の多文化共生が韓日友好に役に立てれば幸いです」と応えた。
羅大使は区庁訪問に先だって多文化共生プラザを視察した際には、随行の大使館担当者に「できるだけの支援を」と指示するなど、深い関心を示していた。
今回の視察には民団東京本部の李時香団長、東京韓商の金根熙副会長、韓人会の玉済会長らも同行した。
(2005.12.21 民団新聞)