掲載日 : [2005-12-21] 照会数 : 7058
金・中央団長がハンセン病療養所慰問
[ 故国のカレンダーなどを届けて励ました金宰淑中央団長(中央)と金賢振群馬団長(右)=16日 ]
不遇同胞を激励
【群馬】民団中央本部の金宰淑団長は16日、群馬県・草津にあるハンセン病の国立療養所「栗生楽泉園」を、群馬県本部の金賢振団長、姜成澤議長、李錫昶副団長らとともに訪問し、同胞在園者代表らと懇談、慰問金を手渡した。金中央団長は、「これまで、いろいろ大変なご苦労があったと思いますが、お元気な様子なのでうれしい。私たちにできることがあれば、なんでも相談してください」と激励した。
群馬県本部では、同胞在園者のために毎年年末に韓国のカレンダーや慰問品を準備して同園を訪問、交流している。今回は、チマ・チョゴリ姿の韓国女性を掲載したあすなろ信用組合のカレンダーと群馬商工会議所提供のトックを持参した。金群馬団長は「民団がある限り、継続して訪ねてきたい。遠慮しないで声をかけてほしい」と改めて強調した。
同園には現在13人の同胞が在園している。全在園者は209人で平均年齢は78歳を超えている。
(2005.12.21 民団新聞)