掲載日 : [2006-01-25] 照会数 : 6945
扶桑社版教科書使用撤回求める 2月に大田原で
【栃木】栃木県大田原市で扶桑社版の中学歴史教科書の使用撤回を求める市民集会「日韓友好の集い」(同実行委員会主催)が2月4日、大田原市総合文化会館ホールで開かれる。
集いには韓国の「アジアの平和と歴史教育連帯」国際協力委員長のカン・ヘジョンさん、日本側から俵義文さん(「子どもと教科書全国ネット21」事務局長)と白崎一裕さん(「黒羽から歴史と教育を考える会」代表)が、それぞれ扶桑社版教科書に反対するメッセージを市民と大田原市教育委員会に発信していく。なお、講演に先立って、民団栃木県本部(林宏団長)の企画で韓国舞踊の公演も予定されている。
大田原市教委は昨年7月、市区町村立中で初めて扶桑社の中学歴史・公民教科書を採択し、全国各地から抗議の声が集中した地区。民団でも関東地区を中心に大田原市内を示威行進し、採択の撤回を求めていた。
当日は午前10時、JR小山駅ロブレ前から会場行きの貸し切りバスが運行される。問い合わせは℡028・622・7777(民団栃木県本部)。
(2006.1.25 民団新聞)