掲載日 : [2006-02-01] 照会数 : 7709
「天皇を靖国へ」麻生外相発言 歴史認識を欠く暴言
韓国外通部と与党が批判
【ソウル】麻生太郎外相が1月28日、「天皇陛下が靖国神社を参拝するのが最も望ましい」とした発言が波紋を呼んでいる。
韓国政府は30日、外交通商部報道官の論評を発表し、「過去の侵略戦争の歴史を正当化し、美化しようとするもので、極めて遺憾に思う」と批判、隣国との関係を度外視した発言を直ちに撤回するよう求めた。
また、ヨルリンウリ党の田炳憲スポークスマンも28日、「日本閣僚がこうした暴言を繰り返すなら、歴史認識や罪の意識すらない国家であると烙印を押されるであろう」と批判。
一方、韓国マスコミは朝鮮日報が「日本外相がまた妄言」と批判。MBCラジオも「こんな人物が外相をしている日本が心配だ」と指摘するなど、一斉に反発した。
(2006.2.1 民団新聞)