掲載日 : [2006-02-15] 照会数 : 9236
<トリノ五輪>韓国、幸先よく金・銀・銅
[ 統一旗を先頭に南北合同の入場行進 ] [ スケートショートトラック男子1500メートルで金メダルを獲得した安賢洙選手 ]
南北合同で入場
第20回冬季五輪トリノ大会が11日に開幕した。冬季大会最多の80の国と地域から選手約2千500人が参加し、17日間にわたって7競技84種目でメダルを争う。
コムナーレ競技場で繰り広げられた開幕式では、韓半島旗を掲げた韓国の李ボラ旗手(上の写真左側)、北韓のハン・ジョンイン旗手らを先頭に両国選手団が入場した。冬季五輪での南北合同入場は初めてのこと。
過去の合同行進と同様、白地に青で韓半島の形を描いた「統一旗」を先頭に入場した。合同行進は、00年のシドニー五輪で初めて行われ、04年のアテネ五輪でも行われたが、02年のソルトレークシティー冬季五輪では北韓が参加せず、実現していなかった。
◇
トリノ五輪のスケート競技で13日、韓国男子が金・銀・銅メダルに輝いた。まずショートトラック男子1500㍍決勝で、安賢洙選手(20、韓国体育大)が、韓国選手団として初の金メダル。李昊錫選手(19・慶煕大)も銀メダルを獲得した。安選手は2分25秒341の記録で、自身初のオリンピック金メダルを手にした。
また、スピードスケート男子500㍍決勝では、李康ソク選手(20・韓国体育大)が韓国選手として14年ぶりとなる銅メダルを獲得するなど、幸先よいスタートを切った。
(2006.2.15 民団新聞)