掲載日 : [2006-02-22] 照会数 : 8736
<トリノ五輪>安、因縁対決制し金2
[ 男子ショートトラック1000㍍で1位の安賢洙。後ろは宿敵オーノ(米) ] [ 女子ショートトラック1500㍍で金の陳善有(左)と銀の崔恩景 ]
女子ショートも金・銀
冬季五輪トリノ大会のスケート競技で18日、韓国が男女ともにワンツーフィニッシュを決める快挙をなした。これで韓国のメダル獲得数は金3・銀3・銅1。19日までに行われたショートトラック4種目のうち、3種目で金、銀メダルを総なめにし、国別メダル獲得数は20日現在、総合順位で単独5位になった。
男子ショートトラックでは、1000㍍決勝で安賢洙選手が金、李昊錫選手が銀メダルに輝いた。両選手は13日の1500㍍決勝でも安選手が金、李選手が銀を獲得している。安選手はこの日、4年前のソルトレークで接触したため金メダルを逃し、4位に終わった米国のオーノ選手と準々決勝からの3試合で対戦し、すべて勝利を収めて雪辱を果たした。安選手の先輩にあたる金東聖選手も当時、1500㍍で1位になりながら、オーノ選手を妨害したとされて失格している。「東聖先輩も喜んでくれた」と語る安選手。韓国人にとっては因縁の選手に勝った勝利の味は格別だ。
一方、女子はショートトラック1500㍍決勝で陳善有(17、高校2年)と崔恩景(21、韓国体育大3年)が、今大会初の金・銀メダルを獲得した。
(2006.2.22 民団新聞)